配信におすすめのサウンドボード2026年版

結論から言うと、Macで自分のサウンドを使い、バックグラウンドで動くホットキー、ダッキング、OBSの操作がほしいならLitPads。独自の仮想マイクでボイスエフェクトとミーム音声を使うならVoicemod。WindowsならSoundpadとResanance。Discordのサウンドボードは、Discordの中でしか鳴りません。

配信におすすめのサウンドボードはどれ?

Macから自分のサウンドで配信するなら、私たちのおすすめはLitPadsです。ゲームやOBSが前面にあっても使えるホットキー、自動のダッキング、OBSのシーン操作、Stream DeckとMIDIを備え、無料で始められ、Proは¥5,000の買い切りです。Voicemod(WindowsとMac)は、主にリアルタイムのボイスチェンジャーとミーム音声を使いたい配信者に合っていて、内蔵の仮想マイクで音を送ります。FarragoとSoundplantは、MIDIで操作できるMac用のサウンドボードです。SoundpadとResananceはWindows用のサウンドボードで、Macでは動きません。Discordに内蔵のサウンドボードは、Discordのボイスチャンネルの中でしか鳴りません。

LitPadsは私たちが作っているアプリなので、このページでは各開発元が公開している情報だけを使っています。他社についての情報は、各開発元のWebサイト、マニュアル、ストアの説明から2026年11月5日に確認したものです。他社の価格は米国での価格です。

配信者がサウンドボードアプリに求めるものは?

配信者に必要なのは、ゲームなどのアプリが前面にあってもホットキーやボタンでサウンドを鳴らせること、OBSや配信ソフトに音声を送れること、(あらかじめ入ったミーム音声だけでなく)自分のサウンドを使えること、そして長時間の配信でも動き続けることです。
  • バックグラウンドで使えるホットキー ゲームなどのアプリが前面にあってもサウンドを鳴らせる
  • OBSへ音を送る方法 サウンドボードの出力をOBSや配信ソフトに送る
  • 自分のサウンド あらかじめ入ったミーム音声だけでなく、自分だけのライブラリを作れる
  • オーディオダッキング 効果音が鳴るとBGMの音量を自動で下げる
  • ハードウェアのボタン Stream DeckやMIDIパッドですばやく押せる

カスタムサウンドボードアプリは、あらかじめ入ったジョーク用の効果音ではなく、自分のサウンドライブラリを作りたい配信者のためのものです。オリジナルのアラート、チャンネルならではのリアクション、音楽のジングル、環境音が、配信に独自の音を与えます。

いちばん大事なのは、バックグラウンドで使えるホットキーです。ショートカットがサウンドボードのウインドウが前面のときしか使えないと、ゲーム中には使えません。ホットキーは、どのアプリが前面にあっても動く必要があります。Stream DeckやMIDIのボタンも、この問題を避ける方法です。

配信用のサウンドボードを比べると?

機能LitPadsVoicemodFarragoSoundplantDiscordのサウンドボードSoundpad
対応機種Mac、iPad、iPhoneWindows、macOS 13以降、別のモバイルアプリMacのみMac、Windows、Linux(ベータ版)Discordアプリの中Windowsのみ
価格無料版あり、Proは¥5,000(買い切り)無料版あり、PROの価格はアプリ内で表示55米ドル(買い切り、トライアルあり)非商用は無料、有料ライセンスは買い切り無料、ほかのサーバーのサウンドにはNitroが必要Steamで4.99米ドル
ほかのアプリが前面でも使えるホットキーあり、Macで(Pro)サウンドごとのキー割り当てなし、タイルのショートカットはFarragoが前面のときに使用可あり(有料版)オーバーレイのショートカット(Windowsのみ)サウンドごとのホットキー
OBSやボイスチャットへの音声送信無料のLitLinkドライバー(別途ダウンロード)仮想マイクを内蔵別のドライバーが必要(Loopback、99米ドルなど)ドキュメントにドライバーの記載なしDiscordの中でのみ再生マイク経由で再生、追加のデバイスは不要
ほかの音を自動で下げるダッキング(Pro)ほかのサウンドをミュートまたは停止2つのマスター音量を手動でフェードして切り替えダッキングドキュメントに記載なし一度に1つのサウンド
MIDIコントローラーあり(Pro)MIDIへのネイティブ対応なしあり、MIDIラーンあり(有料版)ドキュメントに記載なしなし
Stream Deckありあり、公式プラグインありドキュメントに記載なしドキュメントに記載なしドキュメントに記載なし
OBSのシーン操作あり、Macで(Pro)ドキュメントに記載なしドキュメントに記載なしドキュメントに記載なしドキュメントに記載なしドキュメントに記載なし

出典:Voicemodのサウンドボードのヘルプ、VoicemodのFreeとPROの比較、VoicemodとMIDI、Farragoのマニュアル、Soundplant、SoundplantのFAQ、Discordのサウンドボードガイド、SteamのSoundpad、SoundpadのFAQ。「ドキュメントに記載なし」は、開発元が触れていないという意味で、機能が存在する可能性はあります。

ライブ配信に最適なサウンドボードアプリは?

Macで自分のサウンドを使って配信するなら、LitPadsが対応しています。ゲームが前面にあっても使えるホットキー、自動のダッキング、トリガーモードと再生モード、OBSの操作、Stream Deckです。Voicemodは人気があり、ボイスチェンジャーとサウンドボードと独自の仮想マイクを組み合わせています。Windowsでは、Soundpadが追加のデバイスなしでマイク経由でサウンドを鳴らします。

LitPadsには、ほかのアプリが前面にあっても動くMacのグローバルホットキーがあり、macOSの許可は必要ありません。LitPadsの設定でオンにするだけです。パッドのショートカットは、CtrlまたはCtrl+Shiftと、文字キー、数字キー、F1〜F12のいずれかの組み合わせで、最大30個のパッドに設定できます。パッドのショートカットにはすべてCtrlが含まれるので、チャットでふつうに入力してもサウンドは鳴りません。Global Fade Outは、初期設定のShift+Spaceですべてをフェードアウトします。

オーディオダッキングは、配信者がいつも使う機能です。BGMのパッドは通常のパッドのままにし、効果音のパッドをダッキングのトリガーに設定します。効果音が鳴ると、BGMは設定した音量(元の音量の5%〜80%)まで下がり、効果音が終わると元に戻ります。下がるときも戻るときも、なめらかにフェードします。

Voicemodは、ボイスチャットでのミーム音声とリアルタイムのボイスエフェクトのために作られています。5つの再生モード、サウンドごとのキー割り当て、公式のStream Deckプラグイン、視聴者がボイスエフェクトを鳴らせるTwitch拡張機能があります。ドキュメントには、サウンドごとのEQ、サウンドのピッチ、キューリストの記載はなく、VoicemodはMIDIキーボードには直接対応していないとしています。

Farrago(55米ドル、Mac専用)は、ほかのアプリが前面にあっても使えるMIDI、OSC、Stream Deckでの操作に対応していますが、タイルのキーボードショートカットはFarragoが前面にあるときしか使えません。Soundplantは、Mac、Windows、Linuxでキーボードからサウンドを鳴らせ、有料版ではグローバルホットキー、MIDI、ダッキングが使えます。Soundpad(Steamで4.99米ドル)と無料のResananceはWindows専用です。Soundpadは一度に1つのサウンドを鳴らし、MIDIコントローラーには対応していません。ResananceはMIDIへの対応をうたっています。

サウンドボードの音声をOBSに送るには?

Macでは、サウンドボードアプリは無料のLitLinkのような仮想オーディオドライバーを通じてOBSに音声を送ります。ドライバーが追加するオーディオデバイスを、OBSはマイク入力として認識します。サウンドボードはそのデバイスに音を出し、OBSはそれを実際のマイクと一緒に取り込みます。

おすすめ:LitLinkは、マイクのパススルーを内蔵し、複数出力装置を自動で作成する無料の仮想オーディオドライバーです。Audio MIDI設定を手動で操作する必要はありません。

Macでは、無料のLitLinkドライバーがLitPadsの音声をOBS、Discord、Zoomに送ります(別途ダウンロード)。複数出力装置を代わりに作るので、Audio MIDI設定を手動で操作する必要はありません。OBSでのサウンドボード設定 (英語)は、ステップごとのガイドで詳しく説明しています。OBS配信用の仮想オーディオケーブルの設定ガイド (英語)では、サウンドボード、マイク、ゲーム音をOBSの別々のソースに分けて、ミックスする方法を解説しています。

こうすると、マイクとサウンドボードの両方を運ぶ1つの音声入力がOBSにできます。OBSで追加の設定をしなくても、視聴者には配信者の声と効果音が一緒に届きます。

Macでほかのアプリの音を録音する場合も、たいてい仮想オーディオドライバーが必要です。

配信で大切な再生モードは?

LitPadsの各パッドは、トリガーモードと再生モードを組み合わせて使います。ワンショットは、押すたびに新しく再生するので、アラートやリアクションに向いています。トグルは、押すたびに再生と停止を切り替えます。ホールドは、キーを押している間だけサウンドを鳴らすので、短い効果に便利です。再生モードでは、最後まで再生がサウンドを1回再生し、ループが環境音やBGMを止めるまで繰り返し、再開が前回止めたところから続けます。

ワンショットモードでは、リトリガーモードでさらに細かく制御できます。リスタートは再生中のサウンドを止めて最初から再生し直すので、長いサウンドが重なるのを防ぎます。レイヤーは前のサウンドを鳴らしたまま新しく再生を始めるので、ドラムの打音や短い効果音をすばやく繰り返しても自然に重なります。

配信者は、同じボードでモードを使い分けるのが一般的です。BGMにはトグルとループの組み合わせ、アラートやリアクションにはリスタート付きのワンショット、キーを離すと止まるサスペンスBGMのような短い効果にはホールドを使います。ホールドと再開を組み合わせれば、そのサスペンスBGMは次に押したときに止めたところから続きます。

Twitch特有のニーズにサウンドボードはどう対応しますか?

Twitchの配信者には、サブスクのアラート、チャンネルポイントの引き換え、レイドの通知、そしてゲーム中のオリジナルのリアクションが必要です。LitPadsは、自分で鳴らすサウンドに、グローバルホットキーと自分のサウンドを入れたパッドで対応します。Twitchのイベントで自動的に鳴るアラートは、Twitchアカウントと連携した別のアラートツールから鳴らします。

Twitchにおすすめのサウンドボード (英語)のガイドでは、アラートの重ね方、サブスク通知のためのオーディオダッキング、配信のコーナーごとのパッドの整理方法など、Twitch向けの設定を詳しく説明しています。

LitPads自体はTwitchとは連携していません。チャットのイベント、チャンネルポイント、サブスクをきっかけに鳴るアラート音には、Twitchアカウントと連携したアラートツールが必要です。LitPadsの役割は別のところにあります。配信中に自分でホットキーを使って鳴らすオリジナルのサウンドです。

配信用に入れておきたい効果音は?

役立つ配信用の効果音 (英語)は5つのカテゴリーに分けられます。リアクション(拍手、笑い声、残念なトロンボーン)、アラート(サブスクのチャイム、投げ銭の音、レイドのホーン)、トランジション(シュッという音、スティンガー、カウントダウン)、環境音(Lo-Fiビート、観客のざわめき、雨音)、ゲームのリアクション(勝利のファンファーレ、失敗のブザー、サスペンスの盛り上がり)です。
リアクションアラートトランジション環境音ゲーム

LitPadsは自分のサウンドを中心に作られていて、そのうえに241個のリアクション音を収めた内蔵ライブラリがあります。MP3、WAV、AIFF、M4A、FLAC、AAC、CAFの音声ファイルを、「ファイル」App、iCloud Drive、MacではFinderからのドラッグで読み込めます。

パッドごとのピッチシフトを使えば、ファイルを複製せずに同じサウンドのバリエーションを作れます。勝利のファンファーレを5半音下げれば、別のリアクションとして使えるほど違う音になります。パッドごとのEQでは、ボイスクリップの低音のノイズをカットしたり、小さく聞こえる環境音の存在感を高めたりできます。

配信用サウンドボードの料金は?

LitPads Freeでは、6ボード(各20パッド)、すべてのトリガーモードと再生モード、リトリガーモード、ファイルの読み込み、録音、バックグラウンド再生を無料で使えます。Proでは、グローバルホットキー、オーディオダッキング、パッドごとのEQ、ピッチシフト、MIDI、キューリストが¥5,000の買い切りで使えるようになります。サブスクリプションも広告もありません。

LitPads Freeなら、シンプルな配信の構成を無料でカバーできます。Pro(¥5,000、買い切り、サブスクリプションなし)では、グローバルホットキー、オーディオダッキング、パッドごとのEQ、ピッチシフトが加わります。

Voicemodの無料版は使えるボイスが日替わりで、サウンドボードは1つまでです。すべての機能を使うには有料のPROプランが必要です。iPhoneとiPad向けのサウンドボードであるSoundboard Studioの無料版は、4ボードと24トラックまでです。Farragoは55米ドルで、無料トライアルはありますが無料版はありません。SoundpadはSteamで4.99米ドルで、Windows専用です。Discordのサウンドボードは、Discordの中では無料で、ほかのサーバーのサウンドを使うにはNitroが必要です。

LitPads Proでは、OBSの操作、グローバルホットキー、Stream Deckが¥5,000の買い切りで加わり、サブスクリプションはありません。オーディオ処理やグローバルホットキーなしで、自分のサウンドを再生できれば十分という配信者なら、無料版で足ります。

配信用サウンドボード:よくある質問

配信者はサウンドボードに何を使っていますか?

配信者の多くは、サウンドボードアプリをOBSと一緒に使い、ホットキー、Stream Deck、MIDIパッドで鳴らしています。MacのLitPadsは、サウンドを鳴らし、OBSのシーンやソースを操作し、スティンガー動画を再生し、グローバルホットキーやStream Deckで使えます。ボイスエフェクトやミーム音声にはVoicemodがよく使われ、Windowsでは手頃な有料の選択肢としてSoundpadがあります。

一番よく使われているサウンドボードは?

公平に順位を付けられる利用者数を公開している開発元はありません。Discordにはボイスチャンネルにサウンドボードが内蔵されていて、Voicemodは80万以上のコミュニティサウンドをうたい、SoundpadはWindows向けにSteamで4.99米ドルで販売されています。Macで自分のサウンドを使うなら、LitPadsはパッド式のサウンドボードに、OBSの操作、グローバルホットキー、Stream Deck対応をまとめています。

配信者は効果音をどうやって鳴らしていますか?

配信者は自分の音声をサウンドボードに入れて、配信中に鳴らしています。LitPadsでは、クリップを読み込むか録音して、それぞれをパッドに割り当て、タップ、ホットキー、MIDI、Stream Deckで鳴らします。無料のLitLinkドライバーが、その音声をOBSやボイスチャットアプリに送ります。

配信にサウンドボードの音を乗せるには?

MacにLitPadsをインストールし、自分のサウンドでボードを作ります。次に無料のLitLinkドライバーで音声をOBSに送れば、視聴者にも聞こえるようになります。パッドにグローバルホットキーやStream Deckのボタンを割り当てれば、ゲームから離れずに効果音を鳴らせます。

Discordのサウンドボードは配信で使えますか?

Discordに内蔵のサウンドボードは、Discordのボイスチャンネルの中でしか鳴りません。クリップは最長5.2秒で、1つのサーバーのサウンドの枠は初期設定で8つ(ブーストで最大48)です。配信そのものでサウンドを鳴らすなら、サウンドボードアプリを使い、その音声をOBSに送ってください。

DJをするMarcel Iseli
Marcel Iseli

インディー開発者 · DJ · プロデューサー

LinkedIn

Marcel Iseliは、DJとして、また音楽プロデューサーとして20年以上ターンテーブルとスタジオに向き合ってきたインディー開発者です。ヒップホップ文化に根ざし、ドラムマシンやサンプラー、ヴィンテージのオーディオ機材を集めています。LitPadsはそのこだわりから生まれました。長年ハードウェアでサンプルを鳴らしてきた経験から、ずっと欲しかったソフトウェア版を自分で作ったのです。